食道裂孔ヘルニアの腹腔鏡下手術

腹腔鏡下手術の特徴について

食道裂孔ヘルニアは、食道と胃の境目の部分が胸部に入り込んでしまう状態です。
食道裂孔ヘルニア自体手術の対象にはならないのですが、ヘルニアが原因で胃酸が逆流し逆流性食道炎を発症します。

 

逆流性食道炎はほとんどの場合内服薬で治療する事が出来ます。
しかし、薬を服用しても症状が改善されない場合は、ヘルニアを治す手術が必要となります。

 

食道裂孔ヘルニアの手術は、以前は開腹手術を行っていましたが、現在は腹腔鏡下手術を行えるようになっています。
腹腔鏡下手術は、3〜10ミリ程度の小さな穴を4〜5か所開けます。
その穴からカメラの付いた手術器具を挿入し、カメラに写し出されたモニターを見ながら手術を行います。

 

食道裂孔ヘルニアの手術は、飛び出てしまった胃を腹腔内に引き戻し、緩んで開いてしまった食道裂孔を縫縮するします。
こうする事で、胃からの逆流を防ぐ効果があります。

 

食道に胃の底の部分を巻き付けるニッセン法や噴門部分を生中弓状靭帯に縫合するヒル法、ドール法、などがあります。
最近では腹腔鏡手術でニッセン法による手術が多く行われているようです。

 

腹腔鏡下手術での入院期間は約10日間ほどで比較的短期間で済みます。
開腹手術と異なり、腹腔鏡下手術では数ミリ程度の傷が数か所残るだけで、体への負担も少なく開腹も早くて済みます。

 

開腹手術で食道裂孔ヘルニアの手術をする場合、大きな手術となり体への負担が大きい為高齢者の方には行えない場合があります。
また、回復にも時間がかかり、入院期間も長くなるでしょう。

 

しかし、腹腔鏡下手術はカメラからモニターに写し出された映像を見ながら手術を行います。
腹腔鏡下手術は医師に技量が必要な手術となります。
手術を受ける際には、信頼のある病院、医師のもの十分な説明を受けた上で行いましょう。

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